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NPO法人福祉住環境ネットワークこうち(愛称:ふくねこ)の日々の活動をお伝えしていきます。皆さん、応援してね!(^^)
地域ケア体制整備の先進事例勉強会
2008年01月29日 (火) | 編集 |
笹岡です。
1月25日金曜。昨年から関わらせていただいている、高知県地域ケア体制整備構想検討会の委員をさせていただく中で、高知で実際に福祉住環境コーディネーターが関わっていくための仕組みをどうつくっていくかを、NPO法人ゆにばっぷの事務局長であり、ふくねこの監事でもある芳村幸司氏にアドバイスいただくべく、ご無理を言って都合をつけていただき、来高いただきました。
 
当初は、県の国保指導課の担当の方と打ち合わせ・・・ということでしたが、せっかく芳村さんがお越しくださるなら、多くの方にお話を聞いて欲しいと熱意を持って勉強会を企画されたTさんのお陰で・・・
急な呼びかけにも関わらず、高齢者福祉課、障害福祉課、各地の保健所、住宅課、地域づくり支援課、NPO課、地震・防災課、高知市の介護保険課など・・・約30名の方が参加してくださいました。
地域ケア講義1

  
まずは、笹岡からNPO法人福祉住環境ネットワークこうちの活動内容について、そして福祉住環境コーディネーターとはなんぞや?について、詳しく説明をさせていただきました。
地域ケア講義3

 
そして、芳村さんから、誰もが住みなれた地域で安心・安全に暮らせるまちづくりを実践として取り組まれている事例を2つ。どういう成り立ちから始まり、現在はその取り組みがどう行われているかを分かりやすく紹介していただきました。
地域ケア講義2

 
 
最初は、さっぽろ住まいのプラットフォームについて。
当初は札幌市の「住宅基本計画2005」の中に掲げられた官主導の政策から、それをもとに作られた仕組みを実際に動かしていくために「NPO法人さっぽろ住まいのプラットフォーム」が設立され、現在も住まいに関する様々な立場(市民、NPO、公益法人、事業者、行政)をつなぎながら、「市民の「自分らしく住まう」事の実現と「誰もが安心安全に住み続けられるまち」の創造を目指して活動されています。
さっぽろ住まいのプラットフォームのHPはこちらです。
 
そして、豊中市の「住まい力」自助力向上プロジェクトについて。
NPO法人ゆにばっぷが提案した同プロジェクトが、2007年度豊中市協働事業提案制度の中で採択され、豊中市の関係8課(高齢介護課、障害福祉課、地域福祉課、健康づくり推進課、消防本部予防課、危機管理課、住宅課、市民活動課)とNPOが協働で準備を重ね、この春から試行されるそうです。
ゆにばっぷが中心となり、相談対応や「安全・安心コーディネーター」の育成などに取り組んでおり、行政の各課との連携は、その課とのつながりを持つ市民と接点の近い各相談窓口、地域包括支援相談員、自治会・防災リーダー、民生員などを通じて行っている。
そして、「住まい力」の向上とは、市民にも予防意識を持ってもらうこと、家の中の危険箇所を知ってもらうこと、そして行動する(避難経路、家具転倒防止、防犯対策など)ことにつなげていくことです。
市民の困りごとを必ず解決につなげる仕組み・・・
これこそ、誰もが安心してともに暮らせるまちづくり。素晴らしいです・・・!!
 
NPO法人ユニバーサルデザイン推進協会(愛称:ゆにばっぷ)のHPはこちらです。
◆ゆにばっぷの日々の活動が見られる、ゆにばっぷブログはこちらです。
 
 
今回の勉強会に参加して「あー、いいお話を聞いた」と思って終わるのではなく、次の一歩を踏み出してください。小さなことでも「こんなことやってみたらどうかな?」「この問題をどう解決するか。ちょっとふくねこに聞いてみるかな?」と、気軽に声をかけてください。
と、最後に私から皆さんにお伝えしました。
会の終了後、いくつかの課の方からお声がけをいただきました。
まだまだこれからですが、少しずつ前向きな変化が起こっているように思います。
 
日中の時間を割いて参加していたメンバー、阿部さん、甲藤さん、松戸さん、常徳さん。お疲れ様でした。
急遽開催となった、その後の懇親会に駆けつけてくれた、岡本さん、窪田さん。やっぱり笹岡がどんなに語るよりも、芳村さんに会ってその熱をじかに感じてもらうことが、何より「高知も頑張っていこう!」と勇気付けられますね。深夜まで・・・お疲れ様でした(^^;
 
そして何より・・・高知の一大事に多忙なスケジュールの中、飛んできてくださった芳村さんに大変感謝しています。本当にありがとうございました。
これからもまた、また、また・・・よろしくお願いしますm(__)m

 

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