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NPO法人福祉住環境ネットワークこうち(愛称:ふくねこ)の日々の活動をお伝えしていきます。皆さん、応援してね!(^^)
磁気ループの設置、医療との連携について
2011年11月18日 (金) | 編集 |
 
13日の講演会には、視覚障害をお持ちで難聴の方からの申し込みがありました。
慌てて対策を考え、高知市の障害福祉課から磁気ループをお借りしました。
しかし、初めてのことで設置方法が分からず心配でした。
当日はご主人と、盲導犬と一緒に来られました。
 
最初は設置してみても聞こえない・・・と、あれこれ奮闘しましたが、
使用している補聴器に磁気ループ対応の切り替えスイッチがあることが分かり、
「よく聞こえます!」との返答に、みんなで「よかったー!」と大喜び。
なんとか対応できてホッとしました。
 
また、講演後にも、嬉しい感想をいただきました。
「いつも関心のある講演やイベントに期待を膨らませて参加するけど、
内容が聞き取れず、帰りにはその気持ちがしぼんで落胆して帰る。
でも今回はよく内容が聞き取れて、気持ちがいっぱいに膨らんで帰れます。
本当に参加出来て嬉しかった!」
と、笑顔で(^^)
 
まちづくりに参加したい、イベントに参加したいという思いは同じなのに、
障害のためにその機会を諦めているなんて、それで仕方ないなんて、
それこそユニバーサルじゃないですよね?
 
磁気ループは、高知市障害福祉課で無料で借りられます。
高知市障害福祉課 TEL088-823-9378

また、今回はパソコン要約筆記の方にも来て頂きました。(有償ボランティア)

20111013 138 (写真:要約筆記の様子)
 
ハードのバリアもありますが、実は一番困るのは「情報のバリア」
 
喜んでくださった参加者の笑顔を見て、イベントを開催する際は、
本来は当たり前に準備しておかなければいけないものなんだと、
改めて感じた今回でした。
 
また、医療の立場では、高齢者のモビリティに取り組む
高知検診クリニックの脳ドックセンター長の朴啓彰(ぱく けちゃん)先生が参加してくださいました。
  
久留米では、商店街の中にあるタウンモビリティステーションで
看護師が血圧測定をしてくれるそうです。
山口市にあるタウンモビリティステーションでも、
日々の血圧記録をとったものを、かかりつけ医のいる診療所に行った時に
見せるという病院との連携も図っているそうです。
 
また今後の計画で、理学療法士が「まちの中の歩き方講座」を
足腰の弱った、転倒しやすい高齢者を対象に開催される予定とのこと。
まちの中にそんな魅力があれば、高齢者もまちに行ってみたいと
感じるのかもしれません。
 
朴先生もタウンモビリティに医療との連携の場を持つことに
関心を持っていらっしゃいました。
まち(在宅生活)と医療との連携の場・・・
タウンモビリティステーションの今後のヒントにつながればと思いました。
 
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タウンモビリティ講演会、無事終了しました。
2011年11月18日 (金) | 編集 |
お陰さまで、無事にタウンモビリティ講演会が終了しました。
お手伝い頂いた皆さん、お疲れさまでした。
参加者は少なかったですが、とても有意義なディスカッションが出来ました。


20111013 131  ふくねこ理事長あいさつ

20111013 135 20111013 139
 吉永氏講演の様子

高齢者や障害者にとって、
中心商店街は行きづらい、不便、魅力がない・・・
という声もあります。

 
まちへ出てみても、入れない店、使えないトイレ、断られることも・・・
「あったか高知」って嘘やん!
ぜんぜんあったかじゃなかったよ。という声も・・・
地元の方ばかりじゃなく、観光客にも高齢者、障害者はいるのです。
 
でもお店がそれぞれに努力したり、工夫したり、
「誰もが使えるのが当たり前でしょ!」と、歓迎して迎えてくれる
やさしい配慮のあるお店もたくさんあります。
エスコーターズの活動だって、全国に誇れる高知の魅力のひとつです。
 
なぜ今の高知に、タウンモビリティが必要なのか?
講師の吉永さんのお話は、とても説得力があり、その意味がよく分かりました。
参加する誰もが「このままじゃいかん!高知にもぜったい必要だ!」と感じていました。
商店主の立場の方も「今から変えて行こう、取り組んでいこう」と。
 
そして「はりまや橋から高知城までの東西軸エリア活性化プラン」を
つくっていく委員の中に、福祉関係者や障害当事者が入っていないことを知って
愕然としました。
これから65歳以上の高齢者が人口の3分の1を越えていく時代。
もちろん、高齢者と言ってもお元気な方もたくさんいらっしゃるので、
少しの配慮があれば、まちを利用できるのです。
その視点がなくて、これからのまちを考えられるでしょうか・・・。
不便だという声があがってから、またお金をかけて直すのでしょうか?
 
久留米では「みんなのトイレ」の便器の高さひとつにしても、
しっかり利用者のアンケートをとって決定しています。
学識経験者や行政が考える「障害者が使いやすい便器」が、
本当に利用する人が使いやすいのか?検証されているでしょうか。
 
高知県の障害福祉課には、誰か1人でもその視点を入れていただくよう
改善をお願いしました。
知事には直接メッセージを送りました。
あと、どんな方法があるか皆さん、教えてください。
 
講師の吉永さんの言葉で、参加者がハッとさせられたこと。
「高齢者は、今のあなたの未来の姿ですよ」
 
そう、他人事ではないのです。
もし、行きたい場所にいけなくなったら、トイレに行きたい時、使えなかったら・・・
「仕方ない」と諦めますか?
自分のこととして考えていきたいですね(^^)

20111013 147 20111013 149 
パネルディスカッションの様子(左から武市さん、宮内さん、岡本さん、吉永さん、笹岡)
 
この貴重な内容は、多くの方に知っていただけるように、
ビデオ撮影して記録を残していますので、
必ず多くの方に知っていただけるようにします!
早くも、ぜひ上映会をやってほしいという声もあがっています。
なるべく早く文字起こしをして報告をつくりたいと思っています。

20111013 146 展示パネル(各地のタウンモビリティの様子)
 
これからもぜひ、皆さんのお力を貸していただきたいです。
よろしくお願いします。
 
理事長 笹岡